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RZFの館

テキトーなことを思いつきで書いている日記です。内容は無保証ということで〜

適切なツッコミは歓迎します。お気軽にどうぞ〜


mixi内に専用コミュ字幕集 mixi出張所つくりました(2006/09/06設置)

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ToDo:

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2005-03-01 [長年日記]

[PC] orz

あるサーバのアカウントを一括登録したときに、パスワードを変更しないに設定して、無期限に設定していなかったため、セキュリティポリシーにひっかかってパスワードを変更しないと共有フォルダが使えなくなる問題が発生。

さいしょ、なにがなんだかわからなくて、ぱにくりそうになったのは公然の秘密だ。わざわざ3/1に発生しなくても・・・・・

[ネタ] ゲームのやりすぎで自閉症になる?

こんな嘘っぱちな話はない。もっとも、これを言い出したのが、同じく嘘っぱちで有名なゲーム脳を言い出した人なので信憑性もその程度である。

自閉症って先天的な脳の病気であって後発的になる病気じゃぁないんです。で、自閉症が広く国民に認知されていない病気であることは、昨年日テレがドラマにしたことでようやく知られてきたという状況なわけですが、これじゃこれまでの関係者の苦労が水の泡ですな。もとより専門医がこんなことを真に受ける可能性は皆無。過去にテレビの見すぎで自閉症〜というネタがあったが、関係者が当時これを打ち消すのに躍起になったそうで。

ほかにも、“引きこもりもニートも、奈良の幼女殺人事件もすべてゲーム脳、IT脳のせい。犯罪に動機がないのもこどもの犯罪もすべて”と取れるようなことも言っておられたわけですが。

まぁ正気の沙汰とは思えませんな。ていうか、こんなのが脳神経科学専門だなんて見識が疑われると思うんですがね。平然と事実でないことを公演する大学教授というのもどうかと思うのですが。ねぇ。日本大学さん。


2005-03-02 [長年日記]

[政治][ネタ] 空いた口がふさがらないとはこのこと

のむひょんもついに血迷ったか。いまどき“謝罪と賠償を要求する”なんてリアルで言ってしまうあたり、韓国の国民性を疑われるどころか、韓国人ってみんな非常識なんだなぁと言う印象をより鮮明に植え付けることになる。

結論から言えば、“あんたたちの歴史認識の誤りを盾に何で日本があんたらの言う誤まった歴史認識を認めにゃならんのじゃ。事実を無視して感謝の言葉もなく反日ばかり唱える連中なんて信用ならんわい。”ということである。

今回の声明で、いままでの歴史認識の誤まりを認めよ的な内容になっているわけだが、そもそも日韓併合問題(これを問題と呼ぶことが問題ともいえる)で、併合を依頼したのが当時の韓国(あえてこうよぶことにする)であることは動かしようがない事実であり、当時の日本の施策に大多数の韓国国民は反対しなかったことも世界的に有名な話である。で、韓国併合居自体も、いわゆる乗っ取りではなく、実に平和的な救済合併であったことも事実だ。しかも、今の韓国経済の礎を作ったのはいうまでもなく日本であり、あまりにひどい状況であったため相当の援助をしたり、韓国民が極端に不利にならないように配慮されたりとしたことも歴史上事実である。

百歩譲って強制連行は犯罪行為であったとしても、これは当時日本としての国内犯罪であり、必要な処罰は既に戦犯として処理されている。従ってこの問題に対して現在の韓国が国として異議を唱える権利などはじめからないのだ。

こういった過去の日本の功績を完全に無視しつつ、反日政策ばかりを行い、世界的に見ても明らかに誤まった歴史教育を行っている韓国政府に対して、“自分のことを棚にあげて人のことを言う資格なんぞない”ことを改めて指摘しておくべきである。

韓国および韓国人の非常識度はさまざまな角度から追求されているわけで、あえてここでは書かない。ていうか、書くのもあほらしい。


2005-03-03 [長年日記]

[鉄道] 南風17号が宿毛突っ込む

これだけ派手にやらかしてしまったのは、踏切事故と震災を除けば関東鉄道の事故以来だろう。

今回は地方の閑散区間の特急と言うことで、乗客9人というところに救われている感がある。また、軽量ステンレス車であることから、運転室が潰れてしまい、運転士が救助できずになくなってしまわれたようだ。事故原因を追究する上で肝心要の運転士を亡くしたことは大きな痛手である。

さて、本来ならATSでブレーキがかかり、車止めに突っ込んで止まるという非常時のストーリーだが、これが全く働いていない状態であることは、乗り上げた上に障害者エレベータの構造を破壊し、なおかつ駅舎側壁に突っ込んでようやく止まったことからも明らかだろう。先頭は天井に突っ込んでしまったらしいことから、相当強烈で通常ありえない速度で進入したと思われる。

ポイントは2つ。

何でATSで減速できなかったのか。それと、そのとき運転士はどうだったのか。これが重要なキーになると思われる。

さて、3両もろとも無残な状態であることから廃車は免れない。ただ、いまさら2000系というのも時代遅れであり、代替新造が新形式になるかどうかは微妙だ。無論性能の劣る185系の復活はありえない。


2005-03-04 [長年日記]

[無題] 雪

朝から雪景色だ。個々まで豪快に雪だと傘が不要で楽だ。

昼に止んでしまったのでとってもつまらない。もっと降って欲しかったのだが。

[ネタ] LD仮処分申請の行方

ライブドア側の主任弁護士が突如辞任というのは驚いたわけだが、別に法廷戦術がヤバくなったわけでもなんでもなかろう。発表によれば、守秘義務違反に該当ということで。弁護士として“東京地裁に提出した”ということは、本来しゃべっちゃいけない情報であるわけだが、ついしゃべっちゃったんでしょう。みんな騒ぎすぎ。ていうか、何で“実は仕込みを知ってたのではないか?”なんて不正確な情報をマスコミが堂々と流すかね。しかも、続々とTOBに応じるという話がじゃんじゃか沸いて出てくる事も、本来ならあってはならない話なのだが。ある意味恣意的な報道ばっかりである。

とりあえず審尋は完了したっぽいので、最速だと週明けに仮処分真性の結果が出る。TOBも7日に終わり、結果が来週中には発表されるはずだ。おそらく33%には至らないものと思われる。

つまり、来週中に一山終わる。第2ラウンドに突入あうることは間違いなかろう。


2005-03-07 [長年日記]

[ネタ] 改めて問う既存メディアとネットの融合

ホリエモンがぶち上げていることとマスコミが反論している件で、どっちの言い分がどこまで正しいのかを改めて再考してみる。あくまでワタシの個人的な感想と見解によるものであり、ワタシの本業の性格上立場的にはホリエモンに近い状況であることはあらかじめ宣言しておく。

1.ネットによる双方向が出来ていないという件について

少なくともテレビの場合は、それが出来ている番組とそうでない番組が存在することは明らかだ。生放送の情報番組の場合は、随時視聴者からの情報を収集することが出来る。今まででは、これをNTTのテレゴングを用い、最近では特定のメールアドレスへの空メールによる投票も使われるようになっているが、根本的な話として、テレビ局が用意した選択肢以外への投票を大々的にやっている番組は見たことがない。また、視聴者参加型番組と言っても、参加者をwebで募集したりするだけだったり、事前の勝敗予想とかそういうレベルでしかない。使っていたとしても、それはタダ単にFAXの代用とかそういうレベルの話でしかなく、インタラクティブ性のあることをやっているかといえば決してそんなことはない。

これがラジオの場合は、常に聴取者からのハガキやFAXを元に随時内容や選曲を決めていることもあるが、あくまでメールによるFAX代用程度であり、webによる詳細な番組情報の提供までは踏み込めていない。

ホリエモンが指摘しているのはあくまでそういうレベルの話であり、既存のやり方は不十分だと指摘している事象ははあくまで上記のような例である。放送関係者の思考で抜けているのは、そういう放送を補完しつつ放送の魅力を高めるという視点であり、この点についての言及なく、単に競合メディアも創生しているだの物販もやってるだのと了見の狭い論議に終始している姿はみっともない。

2.情報はすべてネットで集まると言う件について

既存メディア各社がwebを使ってニュースを流したりしているが、あくまで既存メディアのやっていることであって、既存メディアナシにwebだけで全てのニュースが集まるというのはスジが違うと反論する。これはある意味では真であるが、別の視点では偽となる。

既存メディアはある事象の事実関係において、自社の都合の悪いことや自社に関係ないと思われる思想や言動について、積極的に報道しない傾向がある。今の報道に足りないものは、事実を正確に報道することであって、あくまで体制寄りの恣意的な報道に終始されているということだ。

これは最近のwebでは、blogという形で個人がある報道に対し複数の視点で総合的に比較検証し、有能な者ほど真実を見抜く傾向にある。こういった点まで含めれば、正確な事実を室と言う観点で、ネットで情報を集めれば正確であるということは間違っては居ない。

ただ、そういった事実背景を無視して、ネットだけあればよいという考えは、既存メディアの功績を冒涜しているだけであって、これはいただけない。

今マスコミに必要なことは、マスコミ各社の主張・論説と正確な事実報道の分離であり、起こっていることは何かを正確に報道することなのである。

3.放送各社のwebサイトのポータル化について

フジテレビがyahooでも認められたヒット数の高いサイトを運営していると豪語する。しかし、それを有効に利用しているかと言われればはなはだ疑問だ。

例えば、ある特定の情報を得るために、どこをクリックしてよいのかがとってもわかりにくい。番組のジャンルワケは出来ていても番組のタイトルとかそういった基本情報を持ち合わせていないとアクセスは出来ない。具体的にいえば、“月9のドラマでこの間放送していたアレにでていた人誰だっけ?”と言ったことをアクセスするために、番組名が必要になる。これがわからないと何も出来なかったりする。

また、ドラマのグッズをドラマのサイトで売るのは誰でも出来るが、それに関連した情報やミニ知識などを横断的に扱い、それをポータルとして活用できているかと言えばNoだ。

例えば、ある料理対決番組で、紹介したお店の情報や素材に関する情報は得られても、そのお店や素材を手に入れたいと思う人に対してのアクセスが住所電話だけしかなければ、それはポータルを生かしていることにはならない。その商品を販売するページを作ったり、製造業者のwebサイトへのリンクをしたりなどを積極的に扱うという姿勢は見られない。

ホリエモンはそういう観点で不十分だと言っているわけで、自社の問題点を洗い出そうとせずに単に反発することはマスコミにとってマイナスだ。

結論。

私に言わせれば、放送各社のwebサイトは基本的に不便だ。あれで自画自賛しているようではホリエモンの言うとおり凋落するだろう。この点には概ね賛同できる。

ラジオのストリーミングによる再放送やテレビのオトク情報の再放送など、再放送もビデオ化も出来ないような番組をwebで再放送することは十分意義があると思うし、十分理解できる話だ。

ただ、既存メディア不要論はさすがに行きすぎではなかろうか。各社の努力不足は事実としても、それを無視することが良い結果は産まないと思う。

おまけ。

じゃぁライブドアにそれを実行するだけの能力があるのか?という話になるだろう。これははっきりといっておく。Noだ。

理想は理想としても、現実的にそれをライブドアの陣容だけでは技術力も行動力も足りないと思われる。

H2Aロケット打ち上げの生中継とか、動画ニュースとかいろいろ努力はしているんだけどさ。それだけじゃだめなのよ。

[政治][ネタ] 反日の丸君が代ビラを配っただけで問答無用に逮捕された容疑者が勾留請求却下で釈放された件について。

こんなの当たり前である。敷地内で注意され、敷地外の公道および門の外で配りなおしていたという事象は、建造物侵入には当たらない。道路使用許可が必要だという理由で道交法でしょっぴいたのならまだしも、それとて逮捕するほどの用件ではない。警察を呼ぶほうも何を考えているのだか。

どうも最近の警察は、反体制的なビラをばら撒いただけで不当に逮捕する傾向があって、とても問題である。配布した内容が“日の丸君が代マンセー天皇を元首に汁!”とか、“20歳になったから献血しましょう”だとしても逮捕するんでしょうねぇ。本当は貸金業のティッシュ配りとかどこぞのADSL業者のキャッチまがいの該当宣伝活動とかデート商法のような悪徳商法とか不法な訪問販売とか、同様のケースで検挙できる事案は多数あるはずなのに、そういったことに対してはとっても及び腰なのはなんなんでしょうねぇ。

もうひとつ共通点がある。企業の行為に対しては警察は甘い。市民団体の活動が目立って不当検挙されていることだ。警察はタダのビラ配りを無理やり検挙する前にもっとやるべき事はたくさんあるのではなかろうか。

[経済] ソニーが会長社長ともに交代する件について

潔い経営責任の取り方・・・か? 遅きに失したというのが正直な感想である。

ソニーショックから回復する目標をぶち上げたが未達成確実のため経営責任というわけだが、次期会長がCBS出身でSPE復活など米国事業復活の立役者というのがまたソニーらしいと言うか。能力あるものをしがらみなく重役に登用するという社風はさすがだと思う。ただ、本来ならソニーショックが発生した時点で身を引くべき事案ではなかったのかと思うわけで。

出井政権が内部コストの削減には寄与したかもしれないが、縦割り行政の弊害やソニースピリットという文化の消滅で、現場はすっかりソニーらしさを失いつつあるという状況でSCEが一人気を吐いているものの、あれもアレゲで正しい路線であるとは言い切れないところがなんともはや。

結局、益出しのために熟練の修理工を削減したりと無理なリストラが表面化したり、PSPでは品質問題で対応を誤まったり、体制として機能不全に陥りつつあったのは紛れもない事実で、こういった無茶な経費削減による弊害は多数上がっていた。また経営戦略上もゲームと映画以外は明確なビジョンは何もないという最悪な状況で、経営刷新の声は以前から叫ばれていたはずである。

今回の人事でソニーらしさが少しでも復活し、人員削減以外の方法でソニーが復活することを期待してやまない。元ソニー信者の願いである。

[ネタ] ソニー経営刷新の発表がこんな時期に行われる件について

なんか、フジテレビへのあてつけに見えてしまうのは気のせいだろうか。

[ネタ] 日枝君はなんでTOBなんてアホな手を取ったのか

TBSがテレビとラジオを子会社化して、自身は持ち株会社へまっしぐらという例があるわけです。

つまり、わざわざTOBなんかしなくても、株式交換による共同持ち株会社を新設して、フジサンケイグループの主要各社を順次持ち株会社配下としてしまえば、こんなに苦しむことはなかったのではないかと。

じゃぁなんでTOBをしてまでしたのか。フジテレビが牛耳りたいかがためとしかいえないだろうなぁ。

[経済][ネタ] 実は久多良木氏も降格される件について

フーンって感じ。衝撃が走ったのは事実だが、驚くことの話ではない。

今回のソニーの経営刷新は、タダのトップの交代ではとどまらないことが判明。社内取締役が3人に減らされる。それ以外は軒並み降格となる人事であった。ソニーって変えるときは徹底的にやるからなぁ。


2005-03-08 [長年日記]

[テレビ][経済][ネタ] TOB成功

どっちにしてもTOB自体は成功となった。これでニッポン放送の上場廃止はほぼ確定となった。このまま鹿内一族の大和提訴でTOB応募無効で返却となった場合であっても、大株主上位で9割を超えることは決定的となった。

さて、次の焦点はライブドアが50%を超えられるかだけに焦点が移る。50%を超えていれば、役員派遣は通常議決であり、役員の任期満了に伴う再任にあたっても通常議決であるため、2年あれば全ての役員が入れ替わることが出来る。

ここからが本当の長期戦であろう。

そうでなくとも、役員会議で議決可能な半数の取締役を送り込むことは出来るので、株主総会後はライブドア主導になる。こうなると、株主総会までの間にCXは次の手を打ってくるだろうと思われる。

それはさておき、何でTOB期間終了まで隠し通さなかったんだろうねぇ。ホント、オバカ。わざわざ条件変えさせるようなマネをしたりするから。もっとすんなり買収できたはずなんだけどねぇ。アホとしか言いようがない。

[テレビ][ネタ] CXもふざけるのはいい加減にしろ

さて。CXがホリエモンなるパロディアニメを作るというどこまで本気だかわからないネタを仕込んできた。過去に王監督侮辱ネタ騒動とか、数々の非常識をやっとのけた前科があるだけに、本当に作ってしまう可能性があるところがなんとも。

いくらなんでも侮辱罪と肖像権の侵害で捕まるぞ。

[セキュリティ] お財布ケータイって安全?

はっきりいう。これは全く信用してはならない。

SuicaもEdyもFeliCaですので、基本的に構造は一緒。felicaの基本チップを積んで、カード側に蓄積するフラッシュロムと動作を決めるアプリケーションromを積んでいるものと思われる。

Felicaのリーダ/ライタであるPasoriも市販されているわけで、Pasoriの出力を上げる不法改造をすれば、理論的には密着していなくてもカードの情報を読み出せたりする。

まぁそういうわけで、Felicaの中には個人情報を持たせてはいけないのは当然のことではあるが、suicaの中には乗車履歴と残額もあるわけで、あまりに高額のチャージがあれば狙われるのは自明だ。

ちなみに私はこういう問題点があることが最初からわかっていたので、いまだにsuicaもedyを使う気にはなれない。


2005-03-10 [長年日記]

[経済][ネタ] LFが名義書換拒否を行うことはできるのか

いくらなんでもそれは違法行為なんでないの? ここに解説が載ってるが、

“会社は、名義書換請求者が実質的権利者でないことを立証したならば、名義書換を拒絶できる。しかし、それ以外の、正当な理由なき拒否については、会社は、損害賠償責任を負い (民709)、罰則による制裁を受ける”

とあり、また

“会社が、206Ⅰをもって、名簿上の記載がないとして、その者の権利行使を拒絶するのは、自己が義務を怠ったことに起因する不利益を、相手方である株式引受人に帰せしめることになり、信義則 (民1Ⅱ) に反する。”

とした上で、

“会社に認められる免責力は、会社がきちんと名義書換に応ずるという前提で認められており、不当拒絶の場合には、会社に認められる免責力の実質的基礎が失われている。”

とされている。結果

“名義書換を拒否された譲受人は、名義書換がなくとも、会社に対して、株主としての権利を行使できる (判)”

ということで、ライブドアが名義書換請求者が実質的権利者でないことを立証する必要がある。当然立証責任はニッポン放送側にあるわけで、財界や政治家からも“TOBの精神には反するが違法とはいえない”と口をそろえて言い出している以上、裁判でも違法取引であるとされる可能性は低いわけで、書き換え拒否は違法である。また、名義書換がなくても株主の権利行使が可能であるわけで、書き換え拒否は何の意味も持たない。現状放送局側の既得権で明確に拒否できるのは放送法上の規定で外国人または外国企業が20%を超える場合のみであることから、ライブドアはそれに当たらない。

結果、名義書換拒否は何の意味も持たないというわけだ。

また、株主名簿になければ拒否できると言う考え方も甘い。

“株主名簿制度は、絶えず変動する多数の株主と会社との関係を明確化・画一化することで、会社の事務処理の円滑化を図るという、技術的要請に基づいた、会社の便宜のための制度である。”

ということで、現物を保有していることを大量保有報告書として役所に提出している以上、その時点での明確な株主であることは明らかなのである。もちろん1%でも変動すれば届出が義務付けられるため、書き換えを拒否した株主名簿より拘束力を持つことは明白であろう。真面目に会社としての信用失うぞ。>LF

個人株主まで提訴してしまったので、今週中にも出ると思われた仮処分は先送りになる。高裁の審議日程は大丈夫なんだろうか。

無論、今回の仮処分申請でライブドアが敗訴したらその時点でGAME OVERになるの杯馬でもない。


2005-03-11 [長年日記]

[ネタ] 仮処分とおる。

今回出た仮処分の内容は、とても明確で曖昧な点がない結論だけに、まずひっくり返ることはないものと思われる。異議申し立てはしているが、たぶん今週中に却下。で高裁に抗告となる。

そもそも仮処分が出た時点で、亀渕君が報道陣の前で話した内容が痛い。経営者失格である。“気持ち踏みにじられた”って商法に基づく裁判に経営者や社員の気持ちというのは全くもってありあえない。そんな者コト考えてたら裁判所は回っていかないのだよ。

さて、こうなると焦土作戦を本当に決行するかどうかだね。決行したら企業価値の低下は明らかのため、特別背任罪で告訴されることは免れない。亀渕君にそこまでの根性があるのだろうか。


2005-03-12 [長年日記]

[無題] イチゴ狩り

久能山まで行ってきた。あさ7時に出て現地着が10:40の超ぎりぎりタイム。てゆーか、予算と位地の都合で全区間東名を使えないのが痛すぎる。片道4時間弱はつらい。

とりあえずイチゴはすんごい旨かった。まいう〜連発。最後のほうなんか、確実に甘いイチゴばっかりgetして食べてました。ええ。100は余裕で食べたと思います。時間無制限なのがすばらしい。

さて、問題は帰りである。行くのに片道4時間かかった道だが、帰りは渋滞も加味されるので5時間を見積もらねばなるまい。というわけで、13時過ぎに出発。

とりあえず近くなので清水寿司横丁を見物。値段が高いのと、しこたまイチゴを食った後だったのであきらめ。じゃぁ沼津でたべようということで、定番の丸天へ行く。清水にも支店はあったが大人数じゃ入れないので。こちらもまいう〜。

さらには温泉につかって帰り着いたら21時だ。休憩時間入れても7.5時間もかかっている。さすがにぐったりである。


2005-03-13 [長年日記]

[無題] ぐったり

さすがに昨日のイチゴ狩りは良かったんだけど激烈に疲れた。


2005-03-14 [長年日記]

[] tdiaryの調整

ちょっと調整してみた。というわけで書き込みテスト。

[ネタ] 焦土作戦

亀渕サンはほんとーに無能な経営者だなぁ。哀れすぎる。

まず真っ先に出てきた、ポニーキャニオン株売却はいうまでもなく本体よりも価値の高い連結子会社の売却なので、言うまでもなく株主代表訴訟の餌食だ。こんなのサルでもわかりそうな話だ。

続いて出てきたポニーキャニオンに限らずグループ各社の増資話は、もしこれに現役員が増資をとめなかった場合は、やっぱり会社の価値を既存したとして株主代表訴訟の餌食である。子会社増資差し止めに対して、親会社の株主が株主権の行使が出来るのかは調べていないのでここではおいておくが、どっちに転んでも亀渕サンは会社価値毀損を理由に株主代表訴は免れない。当然特別背任罪での告訴も検討されるだろう。

いずれにしても、子会社増資とか子会社売却とかは、合理的な理由がない限り認められない。つまり、グループによる経営権の維持が目的の増資は非上場株であっても認められないのだ。

そんなわけで、どうあがいても詰め腹切らされるのは亀渕サンなので、ほんとうにババを引かされているわけだ。正直かわいそうだが、経営者としては無能なのだから仕方あるまい。だからこそ責任を全部しょわされてるわけだが。


2005-03-15 [長年日記]

[経済][ネタ] 村上ファンドがLF株を売っていた

2月末時点で4%を切っていたそうで。一応投信会社の特例で大量保有報告書は月1回適正に提出されていれば良いのだ。そんなわけでみんなが注目していた村上ファンドの動向だが、ファンドマネージャーとしてはおそらく8800円天井での大量売りか、ライブドアへの時間外取引での売却だろう。また、村上氏は株主総会への出席を表明しているため、すくなくともこれ以上の売却はありえないものと考える。

さて、4%弱となってライブドアが実数で45%に迫る状況であることを考慮すると、これで株争奪戦はライブドア勝利はほぼ確定といっても良いのではなかろうか。議決権的に過半数は確保したということである。もっとも、失念株がどこまで減っているかは不明瞭だ。なにせ海外投資家ファンドの大半が例の取引で売ってしまっているので。

[経済] CX大幅配当増

フジテレビは配当を大幅に増やす決定をしたそうな。そりゃそうだろう。あんだけ大幅増資+増資引き受けが出てしまうので、既存株主の利益毀損ということでいろいろとあるということなのでしょう。

LFのときに株主利益を考えないとかいろいろ言われたので、ある意味今後の防衛策の一手でもある。

[ネタ] 今後の展開

LFだけとっても面白くないのは言うまでもないので、ある程度LFが軌道に乗ったところで、今度はCXの買収に着手すると思われる。テレビの免許も取るのは難しく、買ったほうが確実だからねぇ。ただ、今回はCXがいたから何とかできたが、対象がCX自身となった場合に何も出来なくなるのは明白だ。企業規模が違いすぎるからねぇ。

でだ。直近の動きでは、CXがLFがかってくれと言われれば買うよといっている。まぁこの動き自体はグループとして当然だろう。問題はいかにLFの財産を売らせないか。で、PC含む子会社の増資を防ぐかだ。


2005-03-16 [長年日記]

[医療] 今日の通院

そっち系:重症らしい。しかし融通が利かんぞ。


2005-03-17 [長年日記]

[鉄道][字幕集] 京急606

新白幕なので幕順は既存どおり。

さて、ほんとうに真っ青な600であるわけだが、座席配置とか装備品が若干変わったので報告しておく。

まず座席だが、車端は今までどおり。モケット更新車と全く同じである。しかしドア間はロングかが行われていて、1500系更新車N1000に準じたパーツで処理されている。また、ドア部にはLED案内表示が存在しているほか、制御装置も2100/N1000/1500更新車に準じたものが設置されている。おそらく1500系更新用パーツの流用だろう。ただし網棚は全く同じ者がそのまま使える状態ではないため、若干位置変更などの対策は行われているものと思われる。(ドア中央部は確認していないのだ。)

ちなみに化粧版とか運転席とかは何も変わっていないので、本当に最低限の改造(LED設置は国土交通省令?で客室内に手を加える場合には設置義務がある)だけがおこなわれている状態だ。

ちなみに、もともとのディスプレイは見たこともないような表示で固まっているので、車掌側の表示も見ないとなんともいえない。単に第2画面化されている可能性が高いが、見てないので不明。

[ネタ] CX買うのに3000億調達って正気か?

いちおうワタシのポジションペーパーを改めて書いておく。

ワタシはホリエモン自身は好きではないし、ライブドアがスゲーとは思わない。

ただしLFが上場前からCXの親会社であることは知っていたし、LFの株価が値ごろであることはドシロウトの私でも知っていたことでもある。

で、どちらかというとCXの社風もLFの社風も好きで、楽しそうだという印象は持っている。ただし、経営に関してお家騒動があったりやくざ顔負けである印象があって、会社内の風通しとしてはかなり問題があると思っている。

今回の一連のライブドア騒動は、正直負けるとホリエモンが殲滅するので、ネットウォッチャーとしてはそれは困るなぁと言う側面もあり、うまく手打ちをして仲良くやってもらえれば言いなぁと思う反面、フジサンケイグループの報道はかなり恣意的な状況であることも、ネットの活用においては中途半端で、ごちゃごちゃしすぎて帰ってわかりにくいということも、最近は番組関係が携帯ありきだという点も、ぜんぜん双方向でないという点においてもホリエモンの主張には同意できる。一方で、現在のフジテレビの経営基盤や番組制作や報道体制には問題が多すぎるということもある。NHKで明らかになった、プロデューサーの過大な権限力による不正の温床や協力会社への過度な重労働の強要など不適切な業界慣行の是正は必要だと思っており、当然それはCXに限った話ではないものの、誰かがやらなければいけない状況であることは一視聴者として常々思っていたことのひとつだ。

だからといって報道がイラネとかすべてがネット重視とかがありえないことは事実だし、ライブドアにそんな力がないことは明白だし。そんなに一日で企業体質がライブドアになることもありえないと思っているわけで、今回の一軒は経営者としての力量が問われる問題であると考えている。従ってフジテレビもそれなりの企業倫理を持ち、順法である限りいろいろ良くなるようにやってほしいなかと思うのであります。正直どちらにも勝ってほしいとは思う。

前置きが長くなったが、今度は3000億を駆けてフジテレビ買収を公言した。無論、今度はMSCBは使えない。なぜなら、既にMSCBで散々叩かれたことと、これ以上のMSCB発行は自身の背任に問われかねない状況だ。LFであれば企業規模としても目的としても、仮に焦土作戦で中身がなくなったとしても会社を買う意義は十二分にあったわけだが、CXの飲み込みとなるとそれは前提が全く変わってしまう。

で、今回のLBO検討だが、簡単に言えば買収先になるCXの資産や上がりを担保にするわけで、さすがにグループ外に売るという無茶な対応はとりにくいだろう。スキームとして、CXやLFに対して、どっちみちCXも買うから無駄な抵抗はやめろという圧力にもなる。いやはや。商法が改正されちゃうとやりにくくなるから今のうちというわけだ。スゲー。

問題は“ホントニ3000億も出るの?”ってことですな。

少なくとも、大和が持っている800億のCBはLFの議決権消滅でアウトなので、確実に株転換になる。ただ、大和がこれを売ってこないと商売にならないので売ることになるが、こうなったら大和は売るわけに行かなくなる。いわば塩漬けになるわけだ。大和も儲けられずに痛いことになる。ただ、今回の対抗策のひとつに配当金のつり揚げがあるので、長期で持たせることもそれなりに意味がある。大和の持ち株状況だけで戦況がすべて変わるというわけだ。

年内決着が目指すところといえようか。

また、自社株買いは法規制が伴うので簡単にはできない。かえって議決権率を上げてしまうのでとりうる話ではない。かといって子会社産経新聞がCX株は買うことが出来ない。これは放送法の総務省令で規制されているためだ。こうなると、フジテレビ株を買うことが出来るグループ内企業はとても限られており、防衛のスキームはかなり難しい情勢だ。無論、この期に及んで大和が買ってしまうと、またまたインサイダーだのいらぬ事を言われるのは間違いなく、ここは大和としては手を引かざるを得ないという状況でもある。

で、フジテレビ株を買い占められたらフジサンケイグループ全体が陥落することになる。亀渕さんは経営のシロウトなので何も出来ないに等しかったが、今度は策士日枝である。ただし、日枝サンも経営は半分素人だ。他所様の助言を聞かない体質だと言う話は出ており、それが判断を誤まらせることになる可能性は十二分にあるのだ。もっともこんかいのLFぼうりょさくのイカサマも日枝サン主導であったことは間違いないわけで、どうなることやら。

あとフジ関係で上場ってサンケイビルくらい?これを親会社に据えるには資本が弱すぎる。しかもフジサンケイグループが増資しても意味がない事案であり、対抗策にはならない。大和に買ってもらうという手はもう無理がありすぎる。

はたしてCXはどんな防衛策をとるのだろうか。てゆか、CX株過半数なら詰みであるが、本当に防衛できるのだろうか。


2005-03-19 [長年日記]

[医療] 今日の通院

尿酸は下がったが中性脂肪が上昇中。かつ肝臓値に異常発生。というわけで今日も採血。

前回採血時はロキソプロフェンを服用している状態であったことを考慮すれば、今回は何も内科薬は飲んでいないので問題はないはず。ただし新規に安定剤が増えた分どうよというのはある。


2005-03-20 [長年日記]

[食事] イタメシ

カミさんの実家の近所にイタメシ屋がある。私はここの味付けは気に入っていて、パスタなども美味である。

単品の値段はそんなに安くはないが、コースになると激安である。従ってカミさんの実家に行くたびに個々で食べることがある意味定番となりつつある。

ちなみに、前菜ースープ−メイン(肉or魚)−ドルチェ+コーヒーor紅茶というフツーのコースで3000円と、味と内容を考慮すれば安いと思う。

コース中にトマトを多用したメニューはあまり見ないので、どちらといえば北部系といえるだろう。かえってサッパリしすぎているところが難点でもあるが。

今回、珍しく前菜にグラタンがセットされていた。何度か食べているが、グラタンは初だったように思う。ここのホワイトソースもくどさはないがミルクの風味が濃厚だ。素材本来の味わいである。

そんなわけで決して万人受けする店ではないが、アットホームな感じと、ホンモノを味わうことが出来るお勧めな店である。イタリア料理=チーズ+トマト+パスタという固定概念は捨てるべきだ。

ちなみに場所や店名はナイショ。


2005-03-23 [長年日記]

[経済][ネタ] LD勝訴。

ライブドアがニッポン放送のむちゃくちゃな新株予約権を発行差し止めについて、東京高裁でも特別抗告が棄却された。株式市場経済の原則が保たれたことを素直に喜びたい。

これを受けて、LFは3/24までに発行できる見込みがなくなったことから、発行そのものを取り止めにする模様だ。てゆか、LFの主張が地裁レベルでコテンバンにけちょんけちょんに却下された時点で、その理論は通用しないことを認め方向転換しなかったことは、やはり経営責任を問われてしかるべきだろう。

また、LFの弁護士が東証に調査を要求しているが、これも全くの無駄足におわることは明白だ。いくら取引相手を特定して指値であったとしても、異常な金額で取引したわけでもなく、現行証取法の範囲内である“市場内取引”であることは明らかであって、仮処分の裁判でも違法性はないと認定された以上、言われていた名義書換拒否は違法行為となる。

さてさて、今後CXとLFの争いだが、当面は5%を下回る範囲でCX株を買い進めるのは明らかだ。買わないというのは、敵対的になるような買収や株の買い進めはしないということであり、LF問題が決着して焦土作戦が実行されなかったとしたら、当面はこのままだ。敵対的買収拒否策も、LFがもつ23%程度の株の持ち主は名義上LFであり、大和に貸してもそれは返却されなければならない。無論、売るという計画は元々なかったはずなのでそれはできない。ということは、現行村上ファンドが最終的なキャスティングボードを握っているのは事実で、たぶんLD子会社にはならないだろうから、関連会社の扱いをするはずだ。

そこを上手く利用して、LDは30%集めたところでLDを連結対称にすれば、その時点でCXは何をしても無駄である。逆に、株主構成比から考えても、こんなの企業防衛策でもなんでもないという状況でもある。

というわけで、いまCXがやるべきことは株価を下げないことが重要なのだが、すでにCX株は上がる要素は何も無い状態だ。逆に需給悪化懸念とLDのTOBはしばらくはしないよーん宣言で良い材料は皆無だ。単に弾がないだけだが、LF子会社化のスキームがどこまでどうなるかでまだまだ替わる模様だ。

[政治] これだから韓国は世界的に信頼されていないのだよ

なんか呑むひょんが土地狂った発言を繰り返していてとてもポカーンである。

前にも書いたが、改めて指摘しておく。

まず、竹島は国際法上も日本国の領土とされており、韓国がやっていることは不法占拠である。国内法上は島根県に所属しており、県議会で適当に竹島の日条例を施行したところで日本国領土には違いなく、実質的には何も変わらない。逆に侵略をやっているのは韓国であることが置き去りにされているいかにも韓国的な発言であり、到底許せる行為ではない。猛省するのは韓国のほうなのである。

次に自衛隊だが、平和的な人道活動のための派遣であればなんら問題はなく、自衛隊の高い災害対応能力があったからこそ、新潟中越地震も福岡の大地震も対応出来たのだ。阪神大震災を教訓として、自衛隊の災害救助活動能力は格段に向上している。しかしながら、現行では、これらの自衛隊派遣も難しい状況だ。自衛隊がやっていることは決して武装だけではないのである。また、武装の問題は目下対北,対中であることは明白で韓国はどうでも良いのだ。

3点目。侵略と支配に歴史の正当化って、時のあんたたちの大将が統治してくれと懇願したんでしょうに。大ウソツキとでっち上げの歴史を50年続けたのは韓国のほうである。

第4に“経済、社会、文化交流を萎縮させ韓国経済を冷え込ませるのでは、という懸念もあるだろうが、そんなに心配することはない。われわれはよほどの難問に耐えうる力を持っている。また、国家的に必ず解決すべき負担なら、耐えなければならない”なんて抜かしてるが、国家的にコピー大国であって、難問に耐えうる物は何も持っていない。アニメも漫画も楽曲もエレクトロニクスも全部コピーではないか。韓国で評価に値する会社はサムスンだけだ。それでも基本技術は全部コピーの上で成り立っている。応用力に若干優れた点があるだけだ。

そんなわけで、勝利するつもりがあるなら、国際調停に裁判に持っていったらいい。客観的事実と歴史的資料の積み上げにより、敗訴するのは韓国なのは明白。やれるもんならやってみろ。

そんな韓国の言動の非常識加減さゆえにアメリカからも見捨てられつつあることを自認した上で、過去の非常識な言動に対して日米に謝罪するのは韓国の方ではないのか。既には北と同類のならず者国家と扱われていることをお忘れなく。アメリカは北の問題があるために懐柔しているだけだ。日本はアメリカにくっついてるだけだ。日韓なんて国家間的にはその程度でしかない。


2005-03-24 これほど注目された仮処分事件も珍しい [長年日記]

[経済] LF裁判の判決全文を見ての感想

地裁判決も高裁判決も日経のwebに載っていたので一通り読んだわけだが、地裁判決(仮処分)の時点でニッポン放送の主張はすべてが論外または採用できないと明確に示されていたわけで、今回高裁においても念のため明記する程度であり、合理的かつ明白に“著しく不公正である”と結論付けられている。

高裁の裁判長が結構アレゲな判決を出すことがあるとして名の知れた人だったらしいということで、そっちの意味でも注目されていたのは事実であるが、地裁判断が合理的かつ明白だったことに加え、それを覆すだけのものは何も無いという判断は疑う余地は何もなかったといえる。

今回の論点で興味深かったのは、“企業価値の判断は市場で決まるものであって裁判所が決めることではない”“社員や経営者は株主を選ぶ権利はない”と明確に示した点である。

この点において、ニッポン放送ひいてはフジテレビがホリエモン参戦以降にとった数々の行動がすべてにおいて、裁判で悪材料として退けられたことは経済学としても非常に有意義な司法判断であったといえる。

“企業は株主のものであるという”経済原則が“規制に守られいる放送業界であっても同じである”ことが確認されたという点において、放送業界の収益構造のあり方や利益の株主還元をちゃんと考えていかねばならない。ひいては放送行政全体の見直しにおいても、ちゃんと放送業者が現在の放送行政の規制上でも利益が出るような体質として整備する必要がある。

そっちの行政話はまたの機会に。

[経済][ネタ] ソフトバンク・インベストメントが株消費貸借によってCX株をLFから借り受ける件について

亀渕サンよ。ホリエモンの厚意を踏みにじる行為をしていいのかよ。お前はどこまで企業価値毀損行為をすれば気が済むのだね。LFとCXをあわせて丸ごとフジサンケイグループとして維持しつつ、ライブドアと相互協力関係をという目算を立てていて、グループ各社を解体するつもりは元々ホリエモンにはないのだよ。

本キャピタル出資上において、SBIにLFがCX株を貸し出す必要性は皆無であり、この行為によってCXはLFの関連会社でなくなる?可能性もある。しかもだ。本契約上は同数・同等・同量を返せばよいということになっているため、この期間中にCXはLDお得意の株式の分割を行うことで株数が増えても元の株数だけ返せばよいということになりうる。これは株主代表訴訟に発展する可能性があると思われる。

これが何を意味するか。CXはLDとの事業提携を行うつもりはないということだ。また、フジテレビとの関係のあるインデックス社は、大和の投資適格1として有望としていることから、このキャピタルがインデックス社が投資先になる可能性が最も高い。資本構成もフジが160億であることからも言えるだろう。

ということで、LFとしては株式分割が可能であることから、お得意の10分割を行うことでLFをCXとしてもぬけの殻にしようという作戦であることから、LF株を本投信を立ち上げるに当たって本当にLFから貸与することが妥当なのかを株主代表訴訟で改めて問われることになるだろう。

そんなわけで、LDは今のところ買わないといっていたCX株をとことん買い捲るという戦法に打って出るしかなくなってくる。

本当に泥沼の訴訟合戦を展開することになるだろう。

[無題] なにげに検索ロボットがこのblogをガンガン読みに来ている件について

なんでだかよーわからん。見て頂いてもお分かりのように、ワタシが超テキトーに思ったことを書きなぐってるだけなのでなぁ。

[無題] うげげ

本業が進まない・・・・

字幕集やる時間が取れん。

くすりはきいてるんだけどな。


2005-03-25 [長年日記]

[セキュリティ] 不当な判決

いわゆるASKACCS事件で不正アクセスの罪に問われた事件で判決があった。

結論から言えば有罪判決となってので表題となった。

極論すると、httpで存在するURLを明示してブラウザでアクセスすることが不正アクセスになるという、あまりに技術を知らなさすぎる判決結果でア全呆然。

これは即日控訴になりそうである。。

[ラジオ] 降板とかスポンサーを降りるとかいう話があちこち出ている件について

こういう連中が、ニッポン放送が標榜していた“リスナーのため”にならないことは明らかであり、リスナーを大事にするなら経営者が変わっても番組制作や放送の内容が変わらない限り、降板すべきではないと考える。ていうか、降板するんだったら現経営陣であってもとっとと降板していただきたい。

例えば、江本が“ニッポン放送に拾ってもらった恩義がある。経営者が変わるなら辞める”というのなら、今後一切テレビやラジオには出るなといいたい。江本の場合は野球解説者としても極端すぎてワタシはキライなので出てもらわなくて結構。

芸能人なんて使い捨てなんだし、ラジオとして価値があるしゃべれるパーソナリティを確保できれば良いので、どんなことがあっても仕事を手放したくない芸能人はそんなこと言い出したりいはしない。

早い話、そういう傲慢で奢りのある人材は不要なので願い下げだ。代わりの芸能人はいくらでもいる。

ちなみにサントリーのジャズ番組はスポンサー的な問題でなく番組制作上の問題なので、これをこういう歪曲した書きかたをするのは恣意的な報道といわざるを得ない。どうしてメディアはこう恣意的な報道にしたがるのだろうか。

ホリエモンが話したがらなくなるのもわかる気がする。

[セキュリティ] spamをクリックしないためには

spamは受信前に削除してしまえばよい。って言うのは暴論だろうか。

ちなみに電信八号を利用している私は、何通あっても手作業ふるいにかけている。

1.メールサイズが100kbを超えるもの

2.マルチパートメール

3.subjectが英字だけで構成されている

4.subjectがアダルトの内容であるもの

無論、この条件でも必要なメールが取り込まれてしまう可能性があるので、それらは一つ一つ潰してから、クリーンな状態で受信する。

つまり、最初から受信せずに捨ててしまうことで余計なspamを無視しているという状況だ。

ただし、たま〜〜〜〜〜〜に対応が困難な案件があり、そういう場合は特徴的な本文で検索かけると、必ず晒し上げているひとがいるので、それもポイ。結果、不要なspamとvirusはほぼ撲滅できたりするのである。

問題は、これ以上件数が増えると、その振り分けを自動的に処理したくなるということ。

目下良い方法はないものか思案中であるが、究極の受信拒否方法だとウイルス対策ソフト同様誤爆が怖いので困る。そうすると誤爆したメールを復元することがかなわないからだ。

[] トラバのテスト

とりあえずるうまく飛んだ模様。

着実にtdiaryに馴染んでいっている。便利便利。いまのところ自分じゃここまでやる体力ないしね。

[ネタ] CXしゃちょうが協議継続を表明した件について

おそらく今LBOされたら企業防衛もクソもなく散財してしまうのは目に見えており、とりあえずそれを防ぐ狙いしかないだろう。協議打ち切りによる短期的なLBO実施により被害をこうむるのはCX自身であることと、外国人持ち株比率やリーマンのツミコミが予想されるのでかなり厳しい。。

自ら出資しているインデックス社をCXがどうするのかがなければ駄目だということだ。

一方で、日枝サンが急に表に出てこなくなった。訴訟敗北がかなりダメージでかかったのか、あるいはウラで策略を練っているのか。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

なな [トラバありがとうございます〜 本当は受信前に削除しちゃうのが楽ですね。 現実は手作業でゴミ箱にポイポイ捨ててますが・..]

RZF [そーゆー異常系なメールが増えていて、日に日に巧妙な内容になってきているのでとっても困っています。 メールヘッダで振り..]

なな [yahooとhotmailはマトモなメール来たためしがないです。 ・・・が、私が使ってるのはyahooだ・・・]


2005-03-26 [長年日記]

[ネタ] SBIがホリエモン叩きを繰り返している件について。

会談前からそういう展開をするとはひえだの入れ知恵も相当のものだが、なによりもSBIとLDが手を取り合うことはありえないのと、禿が何を言おうとひえだが首を縦に振ることはない。

M&Aのプロとか豪語しているけど、あーゆー傲慢ちきにCXを持たせること自体が大間違いである。安定株主もクソも、それを足がかりにSBがCX取りに向かうのは明白で、フジサンケイグループ消滅の危機と言っても良い状況だ。

フジサンケイグループの体制を維持したいのなら、協調性の悪く、状況しだいでガンガン売り払う禿よりかは、CX大好き人間のホリエモンに持たせる方がよっぽど安定株主として寄与しそうなものだ。

LDとSBIの会談の目的はだたひとつ。CX株返せ。必要ないだろと。

もっともSBIキタオはやくざまがいな恫喝までする人間だという一部情報もあるので、ホリエモンは心して掛かるべきだ。ひえだも早いところハゲはLDよりたちが悪いということに気がつくべきである。

CXも一枚岩でないため、労組によるクーデターはありうる。デブはイヤだがハゲはもっと嫌という人間は五万といるはずである。特にハゲはその手法を嫌う人がLDより多いと言う事実を忘れてはならない。在日系だという事実も。

[医療] 今日の通院

そっち系:朝あまりに体に力が入らずにおきれなくて困るということで、夜の薬が1種類減。まずは減ったことをよろこっべきか。


2005-03-28 第2ラウンド開始のゴング [長年日記]

[ネタ] 昨日急にCX,LDともに協議継続のリリースが出された件について

おそらく禿がこれを足がかりに提携したいと発言したことがトリガーとなっていることは言うまでもないだろう。おそらくCX側が同時にリリースを出すよう依頼したものと考えられる。このリリースを出すことによる意味は、CXにとって“豚は憎いがハゲはもっとキライ”ということにならないだろうか。LDなんて企業規模はまだまだそれなりでしかないが、禿はBBへの資本投入をしこたましており、NTTとか他のBB業者を敵に回すほど評判が悪い。しかも、つい先日あっけなく買収された日本テレコムの評判が個々に来て急降下である。SBグループ買収と同時に、既存ユーザーへの電話攻勢がかつてのBBと全く同じ展開で、強引なのである。

LD側が買収した企業をほとんどそのままの形で維持し、時には買収企業の価値を上回る資金を投入してまでブラッシュアップしていこうとする経営なのに対し、禿はとことん搾り取ろうとする。もう一つ、ホリエモンはフジテレビが大好きなのに対し、禿は提携できればどこもでもいいという。見方を変えればどこでもいいから買いたいということだ。

こういった企業風土の違いあり、放送免許の関係でなんとか議決権だけは復活させたかった。ていうか大和がガンガン転換すりゃそういう話にはならないが、発行には日がかかる上に裁判に負けることが想定外だったので、とりあえず話を進めていたSBIに議決権を持ってもらったことが真相である。

それを考慮に入れて、禿があの調子で煽ればCXがSBにふつーに買収される可能性は資金的に十分考えられるため、ハゲに行動させない必要があった。

この結果、CXはホワイトナイトどころか、凶悪なパックマンであるSBをプレイヤーに加えたくないということがうかがい知れるというわけだ。

このリリースを出した理由は実はもう一つある。それは次に。

[ネタ] SBI北尾サンとホリエモン会談が中止になった件について

LDの目的はタダひとつで、貸し株の契約条項が不明であったがために、LF株主として契約を確認することと、CX株をLFに戻すにはどうすればよいか、その条件を確認することが目的であったはずだ。また、SBI北尾氏は“ホリエモンの構想が評価できるものなら、私はホリエモン側につく”という趣旨の発言をしていたことから、CXの件についてSBIの手の内を探りながら、CXヒエダに確認することが目的であることは言うまでもなかったはずだ。

これが中止になったのは昨日のリリースと無関係ではない。

昨日のリリースによって、CX側から“SBIと会談しないでほしい。CXはSBと係わり合いをなるべく持ちたくないし、SBIとは設置したファンドマネージャーでしかないし、禿の出番は作りたくない”という趣旨の通知があったはずだ。

昨日AXバンキシャにLDの広報部乙部サンが出てて、最後に“明日SBIとの会談ははあるの?”と確認されて、それは言えないと応えた。それ自身は守秘義務で普通だが、明日のスケジュールは既にほぼ確定しているとしながらも、SBIは会談があると公言していた上で、一部報道期間がガンガン流されていたわけで、会談するのであれば認めてしまっても良かったはずなのだが、認めようとしなかった。そこで会談がありませんとしゃべったらとんでもないことになるのは見えているわけでもある。

CXとしては自分自身でどうしてよいかわからなくなってきつつある中で、何とかLFもCXも守るためにできることについて、本気でLDと話す気になったということだ。アホーBBやあおぞら銀行問題でであれだけ叩かれていた企業集団傘下に堕ちることはLDと提携するより飲み込めないということを鮮烈にアピールすると同時に、既成事実となったLF筆頭株主と話すことがCXにとってもグループ全体にとっても重要であることを今更認識したということである。

もっとも、この問題の諸悪の根源はヒエダだということは誰の目にも明らかである。CXの経営に参画させないようにさせつつ、LFをグループから離脱させないためには、仮にも社長であるCX村上サンが出てくるしかない。CXは一枚岩でないことは良く知られているからねぇ。

[ネタ] さすがに禿グループは想定の範囲外

そりゃそうだろう。貸し株で議決権を渡すことが想定の範囲であることはじじつとしながらも、SBIはさすがに想定の範囲外であった。想定の範囲外だったからこそ会談したかったわけだが、会談を蹴ったのはあくまでCX側の意向だろうということは先に書いたとおりだ。

[テレビ][ネタ] CXがこの件について緊急生特番を放送した件について

見たかったな〜それ。ちょうどお買い物に出ていて見てなかったのよ。

記事を引用すると、LDとLFが上手くいくかについては、上手くいくと上手くいかないがほぼ拮抗。上手くいくが若干上回っている。その一方で変わらないも2割強。テレビはインターネットに飲み込まれていくのか?については、融合すると答えた人が大勢であった。

年代別や政党支持率としても興味深い結果はあったが、この番組の結論を受けて、フジテレビは一番支持を得たいと思う年代層では圧倒的にネット優位であり、CXとしては皮肉な結果となった。

おそらく昨日のリリースの発表は、この結果を受けて、禿よりライブドアのほうが交渉相手としてふさわしいと判断されたと見てよいだろう。もっとも、交渉の行方次第は不透明だが、少なくとも世論は“上手く融合すれば面白くなる”ということであり、CX側の方向転換が鮮明になったといって良いだろう。

一部ではSBIとの交渉を中止したことがLDの悪材料として見られているようだが、かえって現時点では好材料であると見たほうが良い。

今度はSBIがどう動くかというより、ハゲがどう動くかが重要であろう。SBIはうちからは何もないといっているわけで、キャスティングボードが禿に行く前にCXとしては終結させたいということだ。

[お仕事] 本業が一向に進まない件について

自社的お仕事が多すぎる。納品作業が遅れまくり。今日も明日終電コース・・・・

[お仕事] うう

オレにとってどうでもいい作業が多すぎて本来の作業が進まない・・・・・


2005-03-29 [長年日記]

[ネタ] LF株過半数獲得

実は議決権ベースだけでなく、実株ベースで持ってましたという話。

権利確定日が25日なので、信用取引の代金支払いを規定の日数以内に実施すればokok。また、連結対象子会社にしないことで、無茶な借金とかをやっても半期決算に影響が出ないようにするなど、用意周到に株を買い進めたという実績である。どっちにしても村上サンはホリエモン側につくと思われなので、とりあえず株主総会が見もの。


2005-03-30 いろんなネタが噴出! [長年日記]

[鉄道] 女性専用車導入反対!

こんなふざけた話はない。男女差別禁止といいながら、一部の車両女性専用者と名打って保護してくれなんて虫が良すぎる。こんなのは愚行だ。

置換が犯罪なのは百も承知で、それが多数あることに対する対策が何も要らないといっているわけではない。既存の列車乗車率や改札口もより出口などの関係で、最も改札に近い車両を選択したい人がいるのは当然のことである。このために女性専用者が登場することは、日頃から腐るほど放送される“すいている車両に御乗車ください”に真っ向から反するものであり、女性専用車だけが異常に混雑率が低く、他の車両にしわよせがいくことは明白である。

問題が多い路線にだけ、しかも車両運用やダイヤと勘案し導入が適切な事案にだけ導入すべきであって、一律に導入すべき性格のものではない。

特に京急!頼むから現ダイヤで女性専用者導入は不可能なんだから辞めなさい。文庫の増結が死活問題なのも横浜駅下車相鉄乗り換えの便宜で久里浜方が混むのも、下りで中央部混雑を避けるために12両最後尾を選択する二兎がいることも、川崎で羽田始発を増結していることも、終電間際の特急がどれも劇混みで女性専用者どころでなく通常のラッシュ以上に悲惨な状況であることも改善されずに、タダ女性専用車を一律に導入することに何のメリットも見出すことは出来ない。こういうのは最も混雑率の低い車両の位置が常時確実に固定されるからメリットがあるんだよ。だから埼京線では導入できた。京急は出来もしないんだから表明なんぞするな。

埼京線は路線構造上止むを得ないとしても、それ以外の路線で導入するのははっきり言ってふざけるなと言いたい。中央快速線は増結してからにしろ。埼京線も12両にに増結しやがれ。話はそれからだ。抜本的な犯罪対策をないがしろにして鉄道事業者に負担を押し付けることが役所のやることじゃないだろう。

[ネタ] また藤山か!

今回はいい意味で。

武富士の暴露本出版に対して名誉毀損として双方が民事提訴された件で、武富士側敗訴の判決が出た。しかしその判決の内容っぷりはまさに藤山である。

“内容が概ね真実であり、憲法上表現の自由が尊重されるべきである”としたまではマトモなのだが、“名誉棄損訴訟を起こすことが違法である”としてしまうアタリが一部でとても有名な藤山雅行らしいネタ判決と言えよう。

“提訴はあえて批判的言論を抑圧する目的で、裁判制度の趣旨目的に照らして不相当”とするのは判断こそ今回はマトモだったのだが、“違法”という結論はやっぱスゲーと思うのですよ。普通そこまで踏み込むのかなぁ。

[ネタ] LD-SBIトップ会談が6月以降?

少なくとも、現時点ではライブドア社長orニッポン放送大株主としてではなく、ニッポン放送代表取締役として会いに行くということを示唆したものでしょう。

ある意味、禿は参加させたくないという共通の敵が出来ちゃったから、CXもLDもLFとしても、今の面子で意地でも円満な合意を目指して動くことになると思われる。

[ネタ] またまた藤山か!!

裁判というカテゴリでも作ろうかと真面目に考える今日この頃。

またしても藤山雅行が「振り込め詐欺」被害で大手4行に支払い命令という、またしても前例のない判断をした。

不当利得返還請求権を保全名義人に代わって銀行がそれを代理でやりなさいという、銀行側にとっては青天の霹靂というこれも完璧にネタ判決。

既に三井住友が控訴しないことを表明しているので、他の3行は控訴しずらいだろうな。

もっとも、こういう悪徳事案に対して消費者保護の観点から藤山が画期的な判決を出しまくることは、国民生活上悪くはない。いままで彼が叩かれていたのは、公共性や歴史経緯を無視してむちゃくちゃな判決を乱発する傾向があったがゆえに、どんな裁判でも注目されてしまうということだ。しかし、部が変わっても相変わらずな(今回もいい意味で)ネタ判決を乱発するあたり、やはり一歩斜め上を行っていると見られて当然なのである。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

ねこん [トバされたと思ったら、性懲りもなくお花畑判決出してたんでつか>藤山 刑事事件の判決でゆんゆん判決ばっかり出してたんで..]

RZF [いやまったくで。今回は結論は妥当ながらも、控訴された場合に“行き過ぎた判決だ!”という理由でひっくり返る恐れがあるだ..]


2005-03-31 [長年日記]

[政治][経済][ネタ] 参考人招致?

岩国哲人がワケのワカラン事を言い出していてとってもアホらしい。

買収対象が放送免許を持った企業という点だけが特異であることと、ホリエモンが奇襲に近いすれすれの方法をとったと言う以外は、通常の商法ならびに証券取引法の範囲内であって政治家が参考人招致を必要とする事案ではない。これは新株発行差し止めの仮処分事件による裁判所の明瞭な判断からも、ホリエモン奇襲攻撃は合法であることは疑いの余地はないからだ。

脱税や収賄などの違法行為や、電波法に触れる行為をしたとかそういう事案ではなく、CX,LF,LD,SBIを参考人招致することは議員裁量権を逸脱しているのではないかと思われる。もっとも、CX,LFの行為は商法に反する行為が疑われるが、それとて取締役の決定に対し株主が異議を申し立てない限り影響はなく、やはり政治家の出る幕ではない。

それでもなおとりだてて証券取引法上の違反行為の疑いがあるというのであれば、それはホリエモン奇襲攻撃に対するリーマンブラザーズ証券のツミコミ疑惑であることから、リーマンとホリエモンを呼ぶのがスジであってCXやLFは関係ない。ましてやツミコミ疑惑もそういう恐れがあると言うだけの話で、裏が取れている話はない。


記事の内容は状況により適宜書き換えることがあります。また不適切なツッコミも削除されることがありますので悪しからず〜

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