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ToDo:
2005-03-24 これほど注目された仮処分事件も珍しい [長年日記]
■ [経済] LF裁判の判決全文を見ての感想
地裁判決も高裁判決も日経のwebに載っていたので一通り読んだわけだが、地裁判決(仮処分)の時点でニッポン放送の主張はすべてが論外または採用できないと明確に示されていたわけで、今回高裁においても念のため明記する程度であり、合理的かつ明白に“著しく不公正である”と結論付けられている。
高裁の裁判長が結構アレゲな判決を出すことがあるとして名の知れた人だったらしいということで、そっちの意味でも注目されていたのは事実であるが、地裁判断が合理的かつ明白だったことに加え、それを覆すだけのものは何も無いという判断は疑う余地は何もなかったといえる。
今回の論点で興味深かったのは、“企業価値の判断は市場で決まるものであって裁判所が決めることではない”“社員や経営者は株主を選ぶ権利はない”と明確に示した点である。
この点において、ニッポン放送ひいてはフジテレビがホリエモン参戦以降にとった数々の行動がすべてにおいて、裁判で悪材料として退けられたことは経済学としても非常に有意義な司法判断であったといえる。
“企業は株主のものであるという”経済原則が“規制に守られいる放送業界であっても同じである”ことが確認されたという点において、放送業界の収益構造のあり方や利益の株主還元をちゃんと考えていかねばならない。ひいては放送行政全体の見直しにおいても、ちゃんと放送業者が現在の放送行政の規制上でも利益が出るような体質として整備する必要がある。
そっちの行政話はまたの機会に。
■ [経済][ネタ] ソフトバンク・インベストメントが株消費貸借によってCX株をLFから借り受ける件について
亀渕サンよ。ホリエモンの厚意を踏みにじる行為をしていいのかよ。お前はどこまで企業価値毀損行為をすれば気が済むのだね。LFとCXをあわせて丸ごとフジサンケイグループとして維持しつつ、ライブドアと相互協力関係をという目算を立てていて、グループ各社を解体するつもりは元々ホリエモンにはないのだよ。
本キャピタル出資上において、SBIにLFがCX株を貸し出す必要性は皆無であり、この行為によってCXはLFの関連会社でなくなる?可能性もある。しかもだ。本契約上は同数・同等・同量を返せばよいということになっているため、この期間中にCXはLDお得意の株式の分割を行うことで株数が増えても元の株数だけ返せばよいということになりうる。これは株主代表訴訟に発展する可能性があると思われる。
これが何を意味するか。CXはLDとの事業提携を行うつもりはないということだ。また、フジテレビとの関係のあるインデックス社は、大和の投資適格1として有望としていることから、このキャピタルがインデックス社が投資先になる可能性が最も高い。資本構成もフジが160億であることからも言えるだろう。
ということで、LFとしては株式分割が可能であることから、お得意の10分割を行うことでLFをCXとしてもぬけの殻にしようという作戦であることから、LF株を本投信を立ち上げるに当たって本当にLFから貸与することが妥当なのかを株主代表訴訟で改めて問われることになるだろう。
そんなわけで、LDは今のところ買わないといっていたCX株をとことん買い捲るという戦法に打って出るしかなくなってくる。
本当に泥沼の訴訟合戦を展開することになるだろう。
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