テキトーなことを思いつきで書いている日記です。内容は無保証ということで〜
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ToDo:
2005-04-25 [長年日記]
■ [鉄道] 207系大破
これはもうなんていってよいのやら。
制限70のカーブに対するオーバースピードか、何かにぶつかったかのどちらかしかありえない。4両目まで脱線しているが、警察の現場検証ではそれらしき乗用車は確認できていないとしている。それしきこことで、先頭車および2両目は完全に大破。3両目も修復不可能なレベル。4両目も側面のダメージが大きいとなれば、JR西日本の安全に問題があるとしかいえない。普通は70の制限でも、75〜80位は持ちこたえるのが通例だ。ていうか、そういう風に路盤は作ってある。それでもなお滑ったということは、よほどスピードが出ていたということなのだろうか。
事故原因は今後明らかになるだろうが、軽量ステンレス車両のモロさが浮き彫りになった感じでとても不安を覚える。
(追記)
大破といっても側面1枚しか見えていない・・・完全にぺしゃんこなんだろうか。これは玉砕といってもいいくらいのレベルだ。普通なら3両目の状態も大破なのだが、、、、、南風事故も大破ではあったが・・・・・
(追記)
ぺしゃんこだったのが2両だったので記述を修正。死者50人突破・・・しかも先頭車両は女性専用車だったラシイ・・・・・
しかも脱線は4両目までだったらしい。当初は全車脱線と報じられていたのだが。
■ [鉄道] 鉄道事故の責任をすべて運転士に押し付けるな!
今回のJR西日本の事故で、アレだけ列車が頻発する区間にもかかわらず速度走査付きであるATS-Pが設置されていなかったということが明らかになっている。そんなわけで、仮にオーバースピードが原因だったとしても、速度走査があれば70制限手前で非常がかかるようになり、人為的なオーバースピードのミスを防げたのである。
さて、そういった事実をすべて無視するような意見も目立つ。例えば、オーバーランをする運転士は教育が足りないとか常務停止にすべきだという意見が出てきていることだ。人が運転するものなのだから、どんなに注意してもミスは出る。ベテランであろうが新人であろうがそんなのは関係ない。航空事故においても、フライト数百万マイルを誇っているベテラン操縦士であっても単純なミスを犯すことはある。人はミスをするものだという視点がすっぽり抜け落ちているのだ。
その一方でJR西日本は30秒たりとも遅れるとダイヤが壊滅に繋がるほどタイトなダイヤを組んでいる。つまり、前の駅でオーバーランしたミスを取り返すべく、尼崎駅到着を遅らせないために運転士が自分の能力と照らし合わせて可能な限りの回復運転に取り組んでいた可能性は否定できまい。
自分の能力を超えてまで回復運転をやってしまおうとするのはなぜなのか。列車の遅延は運転事故1件と扱われ、査定の対象となるからだ。例え先行列車のために遅れていたとしても、列車の運転士は列車遅延報告書の提出が義務付けられているのである。もし本件事故がオーバースピードで引き起こされた者であれば、以上のような動機があることは想像に難くない。
このような事故が起こるたびに運転士に責任をすべて押し付けてきた。それが結局は体質改善に繋がらず、安全軽視という方向に向かっていることは、JR東日本千葉支社で判明しているレール破断事故も根幹は同じである。決してJR西日本だけの問題ではない。新幹線で起きた運転士のブラックアウト事故もATCによるバックアップで非常ブレーキが行われたからこその負傷者0であったことがすっかり忘れ去られている。
何事も安全第一であり、運転士が安全を優先して遅延したことに対し、運転士にたかだか1分程度の遅延をとがめるようなマネは即刻止めるべきである。でこのような悲劇を繰り返さないためにも、鉄道会社が出来ることはたくさんあるはずだ。まずは運転士処罰ありきという考え方は排除すべきである。
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