ＲＺＦの館

■ [テレビ] ２４時間テレビの矛盾

もうあらゆるところで語りつくされているのだが、未だにおかしなことを言い出す人が多いので、あえてここで書いておこう。

あくまで過去の情報の累積と私の主観によるもので正確性は保証しません。

●チャリティー番組なのにギャラが出る

有名な話ですが、海外のチャリティー番組で著名な出演者が出演料を貰っている事例は皆無です。出演することは有名人の売名行為と一致とみなされるため、ステージ出演のみならノーギャラであるべきです。しかも、海外のチャリティー番組は出演者は寄付するんですが。

●マラソン

企画にマラソンがありますが、あれは２４時間テレビだけではペイできない企画になってしまっているので、ありとあらゆるネタで使いまわしています。

そりゃ３ヶ月近く有無を言わさず拘束しちゃうわけですから、それなりの費用を払わなければなりませんし、アレを無償で引き受ける奇特な人はいないです。

しかも、たくさんの番組で使いまわすので、相当の出演料は保証されてしかるべきかと。

●障碍者虐待

障碍者に無理難題を吹っかけてお涙頂戴を誘うわけなのですが、残念ながらやっていることは晒し者にしている無謀な虐待そものです。

当初はドキュメンタリー主体だったんですがね。いつからそうなったんだか。

●外部スタッフの報酬

これはロケ業務を請け負っているだけなので、有償で問題はないんじゃないかと。

●広告収入

放映時間帯の広告収入を全面的にチャリティーに回せば良さそうなものですが、製作費用は全部広告収入でまかなってます。要は通常の営業行為。

百歩譲って、番組制作費の実費を差し引いた利益分をチャリティーにすれば批判を受けなさそうな気がしますが、日テレにとっては貴重な収入源なので手放したくないようで。

●運営経費

２４時間テレビ運営事務局の経費は実は募金額からまかなわれています。

募金額は全額善意に使用されているわけではないのです。

基金も実質的に日テレ主体で運営しているわけなので、放送により営業収入を得ているのなら、日テレが基金運営費用を自腹で負担すべきでしょう。